自作RPG「ルナティックラブ」の製作日誌
RPGツクールを使って、自作RPGを作ろうと試みている者の、製作日誌です。
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ルナティックラブ1 その2
第二話、始まるよぉおおおお!!!


今回も先にコメントへの返信。小説はRead More...からどぞ。


>>kogetu
完成して皆にプレイしてもらってから、もう1年以上が経つんだねぇ。ほんと早いわぁ。
大筋は一緒だけど、小説版は色々と変更してる箇所も出てくる予定だから、是非とも楽しみにしててくれい!



>>小森さん
これから先、どんどん聞いた名前が出てきますZE☆
ルナラブ2の完成が先か、それともルナラブ1の小説が完成するのが先か…それとも両方エターなるのがゲフンゲフン
制作、頑張ります!!応援ありがとうございましたー!!



>>ホイレン
文章だけで状況を伝えるのって、ほんと難しい。プロの小説家ってすごいんだなぁと実感したよ。
 森の入口に、一人の男が立っていた。俺とセリシアが所属している傭兵団の団長だ。体格は痩せており、あまり強そうには見えない。毎度思うが、よくこんな男に団長なんて務まっているものだ。絶対的なカリスマ性を持っている…のかもしれないが、俺にはそうは思えなかった。
「やっと来よったか」
 俺とセリシアの姿を見るなり、三白眼なその目をギロっとこっちへ向けて、そう言った。
「遅れてしまい、申し訳ありません」
 セリシアが形だけの敬礼をとる。
「ふん…謝っている暇があれば、さっさと王女を見つけ出して石を奪って来い!他の団員には西の方を捜させている。お前たち二人は東の方を捜せ!」
 特に返事もせずに森の中へと入ろうとする俺達二人に、続けて団長が
「無論、王女は生け捕りにするんだぞ!」
 と、下品な笑みを浮かべつつ付け足した。何を想像しているのやら…
「セリシア、お前が団長を務めた方がいいんじゃないか?」
 東に向かいつつ、隣にいるセリシアに呟く。
「私がこの傭兵団に入った時にいた団長は、尊敬出来る人だったんだけどね。あいつが団長の座を継いでから、この傭兵団自体おかしくなっちゃった」
 セリシアが呆れ顔で言う。
 俺がこの傭兵団に加入するよりも結構前から、セリシアはここに所属していた。元々俺が傭兵を始めたのも、セリシアからの勧誘がきっかけだった。…勧誘と言えるものだったかどうかは微妙だが。
「な~に人の顔をジっと見てるのよ。もしかして、今さら私の可愛さに気づいた?」
「何馬鹿言って―」
 その時だった。入口からかなり奥深く進んできたところで、恐ろしいくらいの殺気を感じたのである。
「…奥にいるな」
 音を立てないよう、慎重に奥に進むと…そこには鬼のような形相でこちらを睨んでいる男と、困惑した表情をした女がいた。間違いない、今回の仕事のターゲットである。
「おのれ…賊共め…!!」
 見るからに男は疲弊していた。全身を纏うフルプレートを着込んでいたが、それもかなりの損傷を受けているようだった。既に他の団員と戦い、傷ついたのであろうか。よく見ると彼の周辺には、地に伏している団員の姿もあった。
「こいつ…キルティア国のロイヤルガードの一人、エティエンヌじゃない!」
 セリシアが驚いた声で言う。
 ロイヤルガードとは―キルティア国の兵の中で一番上に立つ者のクラス名であり、文武両道、才色兼備を兼ね備えた者だけがなれる、エリート集団である。数多い兵の中でも、たった3名しかいないと言われており、その3名の内の1人が今目の前にいるのだ。
 だが既にこの男は満身創痍といった感じに、ボロボロである。傭兵団員数名を相手にしたとはいえ、ロイヤルガードともあろうものが、ここまでダメージを負うものなのか…?
「…俺達の狙いは、あんたらが持っているはずの精霊石だ。それを大人しく渡してくれれば、これ以上の危害は加えない」
 その言葉を聞いた王女は、表情を曇らせた。
「やはりこの石が狙いですか…」
「その男はあんたを守りつつ戦い、ここまで負傷したんだろう?はっきり言って、俺達二人を相手に勝てる状態とは思えない」
 隣でセリシアがうんうんと頷いている。
「どっちみち、力ずくでも奪うんだ。なら大人しく渡した方が…得だとは思わないか?」
 王女が顔を俯かせる。精霊石と二人の命を天秤にかけているのだろうか。しかしその天秤は、ロイヤルガードの手によって壊された。
「カール様!その石は今は亡きカール様の母上…王妃様の形見!それに―」
「ええ…わかっています」
 カールと呼ばれたキルティアの王女は、決意したかのような目で俺達二人を見据えた。その王女を守るように、ロイヤルガードが剣を構える。
「このような輩に後れをとる私ではありません。ご安心を…」
「…交渉決裂だな」
 俺とセリシアも、戦闘態勢をとる。俺は剣を、セリシアは愛用の斧を手に構えた。
「はぁ!!」
 俺は猛然と地を蹴っていた。一瞬にして間合いに入り込み、薙ぎ払いを繰り出す。それをロイヤルガードは難なく剣で受け止めた。
「私を甘く見るな…!」
 その台詞と同時に、俺は後ろへ吹き飛ばされた。鍔迫り合いとなっていた状態から、力だけで俺を後ろに吹き飛ばしたのだ。単純な力比べならば、圧倒的に相手の方が上…だがあいつなら、その力にも対抗出来るだろう。
「はいは~い、私のこと忘れちゃいやよ~」
 いつの間にか木の上に登っていたセリシアは、そこから飛び降り力任せに斧を振り下ろした。セリシアの攻撃に少し気づくのが遅れたのか、相手は回避運動は取らずに剣でガードをした。重力落下速度と合わさって、とてつもなく重い一撃がロイヤルガードを襲う。ガードが間に合わなければ、確実に真っ二つになっていたことだろう。
「ぐっ…くぅ…!!」
 その瞬間、ロイヤルガードの剣が折れた。あの重い一撃を支え切ることが出来なかったのだ。
「ば、馬鹿な!」
 その隙を逃す手はなく、俺は相手の背後に回り込み、相手の延髄めがけて剣の柄をぶち当てた。
「がっ…ぐはっ…」
「すまないが、しばらくの間眠っててくれ」
 ロイヤルガードはぐらつき、その場に倒れた。…なんとか殺さずに済むことが出来たようだ。
「エティ!」
 倒れているロイヤルガードに駆け寄る王女。俺はその王女に向けて剣先を向けた。王女が見上げる形で、俺を睨む。
「どうして…どうしてこんな酷いことを…!」
 特に返答もしない俺に代わって、セリシアが口を挟んだ。
「さ~て、お姫様。頼れるロイヤルガードはやられてしまったわ。素直にその石を―」
「うわぁあああああ!!」
 セリシアが言葉を言い終わる前に、それは聞こえてきた。今ここにいる者の声ではない、少し離れた所から絶叫が。
「団員の誰かが、森の魔物にでも襲われたのかもしれないわね…」
 やれやれといった感じな顔をしつつ、セリシアは言葉を続けた。
「放っておくわけにもいかないか。セイル、私が見に行ってくるから、こっちはお願いね!」
「お、おい!」
 俺が了承の返事をする前に、セリシアは声の聞こえた方へと駆けて行ってしまった。…仲間思いが強い、あいつらしいといえばあいつらしい。
「さて…」
 王女の方に目を向ける。剣先はまだ王女に向けたままだ。王女は涙を流しながら、まだ俺を睨みつけていた。
「石を渡してくれないか?」
 出来る限り優しい口調で言う。だがそんな努力も空しく―
「貴方は…この石がどんなに危険な物か、わかっていない!」
 涙混じりの声ながら、すごい剣幕で俺をまくしたてる。
 精霊石が危険な物……そんなこと……
「そんなこと、知っているさ」
 王女の顔が驚愕の表情となり、固まる。俺は続けて言った。
「精霊石は、ただ綺麗なだけの石じゃない。持つ者に溢れんばかりの力を与えてくれる、素晴らしい石だ。…そう、例えば一人で複数の精霊石を所有することが出来れば、一人で一国を相手にすることだって、可能かもしれない」
「そこまで知っていて、どうして…!?」
 精霊石のもたらす効果を知っている者は、実際にはそうはいない。世間一般では「売れば高値で売れる、綺麗な石」程度の認識だ。事実セリシアも、俺が教えるまではそう思っていた。
 精霊石が授けてくれる力…その力があれば、きっと俺の目的も―
「…御託はもういい。渡すのか渡さないのか…どっちだ?」
 剣先を王女の喉元にピタっと止める。少し剣を前に突き出せば、王女の命は絶たれることになる。そのぐらいの位置だ。これぐらい脅せば、観念するだろう…そう思ったのが甘かった。
「貴方のような人に、この石を渡すわけにはいきません…!!」
 護身用だろうか、腰に携えていたナイフを王女は抜き取っていた。
「ちっ!」
 喉元に向けていた剣先を引き、王女の手に握られていたナイフに向けて薙ぎる。キンっ!と金属音が鳴り響くと共に、ナイフは王女の手から離れ、地面に突き刺さった。
「うっ…くっ…!」
「…あんたに勝ち目が無いのはわかっただろう?さぁ、大人しくその石を渡すんだ!」
 俺は思わず声を荒げていた。
「例え勝ち目がなくても…命惜しさに悪に屈するなど、私はしません…!」
 悪…たしかにそうだろうな。そう、俺は目的のためならば、どんなに非道なことだってすると…あの日誓ったじゃないか。
「…わかった。なら死ね」
 王女に向けて、剣を振り上げる。観念したのか、王女は目をつむり微動だにしなかった。
 剣を振り下ろそうとした瞬間、俺の脳裏に一人の女性の姿がよぎった。
「ぐっ…!!」
 振り上げた剣を持つ腕は震え始め、いつしか顔に汗がにじみ出てきていた。
 いつまでも自分の身に何も起きないのが不思議に思ったのか、王女は目を開けていた。そして俺を見るなり、困惑の表情を浮かべた。
 沈黙が続く。
 どのくらい時間が経ったかはわからない。俺は剣を地面に突き刺すと、手を王女に向けた。
「気術・療…」
 俺がそう言うと、王女の身体を優しい光が包んだ。そこかしこについていた王女の傷が、治っていく。
「これは…回復魔法…!?」
 王女が驚いた顔で俺を見る。驚いた理由は、おそらく二つあるだろう。
 一つは「何故今から殺そうとしている者に、回復魔法を?」
 もう一つは「どう見ても戦士タイプの俺が、何故魔法を扱えるのか?」
 魔法というものは、誰もが扱えるわけではない。この世に生を授かった瞬間から、魔法を扱える者とそうでない者とに分かれるのだ。そして魔法を扱える者は扱えないものと比べ、身体能力の面で色々と劣る。どんなに身体を鍛えようと、中々筋力や体力がつかないのだ。故に戦士として前衛で戦うことは不可能である。
 ロイヤルガードとの戦いで、明らかに俺は「魔法を扱えない者」だと思われるくらいの、身体能力を見せた。王女の困惑している表情も、無理はない。…この場合困惑してる理由としては、もう一つの方が圧倒的に上だろうが。
「どうして…貴方はこの石を狙ってたんじゃ…?」
 俺はその質問には答えず、淡々とした口調で言った。
「走れる程度には、体力が回復したはず。北の方はまだ包囲は手薄なはずだ…そこから逃げろ」
 王女はまだ、何が起こっているのか理解出来ていないらしい。
「俺はあんたらを見つけることは出来なかった…仕事は失敗したんだ」
 自分たちを見逃そうとしている…ようやく王女は理解出来たようだった。
「で、でも…」
「そこのロイヤルガードのことなら、心配するな。あんたは森を抜けた後、他の奴らに見つからないような場所に隠れてろ。後でこいつと一緒に合流する」
 地面に倒れているロイヤルガードを見ながら、俺はそう言った。いつ目覚めるかわからないまま、ここに3人でいるよりも、先に王女だけでも逃げていてくれた方が、こっちも動きやすい。
 まだ迷っているのか、動こうとしない王女に俺は言った。
「早くしろ。包囲網が北にまで及んだら手遅れになるぞ!」
 体を一瞬ビクっとさせたが、王女は決断したようだった。
「エティのことを…頼みます…!」
 そう言って俺の横を通ろうとした時、小さな声で王女が呟いた。
「…一応、お礼は言っておきます。…ありがとう」
 王女はそれだけを言うと、駆け足で北の方へとその姿を消した。
 残された俺は、倒れているロイヤルガードに目を向けた後、天を仰いで呟いた。
「…これでよかったんだろう?ミルク…」
 油断していたのか、俺はその時気付けないでいた。その場にいた、もう一人の者の気配を…
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この記事に対するコメント

プロの中には図書館に篭って書く人も居るらしいですよ。
言葉一つで印象がガラリと変わるゆえに仕事の生命線ですね。
【2009/07/22 03:16】 URL | ホイレン #m4eMmiUY [ 編集]


わかる名前が出てきたゆえに
続きが気になり過ぎる…
【2009/07/23 07:36】 URL | からろー #oh4NkpYI [ 編集]

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